MarkeZine Day 2011 Spring
最近アクセス解析に対するスキルアップを狙っているため、マーケ&解析関係のセミナーに参加してきたので感想をメモ。
全体的にスマートフォンへの対応の話が多かった。セッションの中でも話があったが、サイトによってその対応の緊急度合が違うので、事前によく調査分析を行うことが大事。
そしてどこも効果検証として数値を取ることに力を入れているんだなと実感。うちはそこが非常に弱いので何とかしたいところ。また楽天トラベルの例であったようなVOCを取得する仕組みも検討していきたい。
セミナーの内容とは関係ないが、今回はセミナー運営がとてもスムースでよく工夫されていた。ひとつのセッションが終わったら、そのアンケートを提出しないと次のセッションの資料が手に入らないようになっていたり、後日Web上で全体に対するアンケートに答えた人にだけ当日のPDF資料がダウンロードできるようにしていたり。
それぞれの配布の際は個人のバーコードをスキャンしている徹底ぶりで、セミナーの文字通り、効果測定やフィードバックを得ることに対する執着が見えた。参考になります。
成果10倍!入口出口から考えるユーザ中心PDCA(ビービット)
顧客中心、ユーザー中心の時代が到来
- Texas InstrumentsとCasioの電卓対決
- Casioの電卓の方が機能、価格とも優れているが…
- 先生と生徒というコンテキストを利用して売り込んだTIが勝利
ユーザー中心PDCA
- 「Plan⇒Do」(基盤構築)
- 成果の明確化(出口)
- ユーザーターゲティング(入口)
- コミュニケーションシナリオの作成
- 「Check⇒Action」(日々の運用)
- 高速シナリオ最適化
- 各ターゲットごとのコンバージョン率をチェック
- サントリーハイボールの例
- 8週間のキャンペーンのうち、最初の1週間でCheck⇒Action
- Web Antenna
- 高速シナリオ最適化
楽天トラベルが実践した、デジタルとアナログのコラボレーションによる新しい顧客接点(楽天トラベル)
Webと電話を連動させた申し込みサービス
- Callクレヨンによる事例紹介
- 顧客満足度向上、コンバージョン率向上
- 今までドロップしていたユーザーを新たに取り込めたと見ている
- 電話を選択した理由を聞くことでサイト改善にも繋がった