突破する力
- 作者: 猪瀬直樹
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2011/02/02
- メディア: 新書
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東京都副知事、猪瀬さんの本。新書なので内容は薄い感じだが、ところどころ良い言葉も見つけられた。あとから確認したら、雑誌連載記事のまとめだったらしい…。
孤独を自分の友にしよう
本当は孤独を抱える覚悟ができた人にしか、未来を切り開く事はできない
これは最近自分もよく感じている問題意識。ちょうど先日のカンブリア宮殿にCAの藤田社長が出演していて、同じようなことを言っていた。
特にIT系の職種においては、セミナーや勉強会に顔を出すことで「自分は成長している」と思いがちになってしまうもの。しかし本当の仕事力というのは、孤独に耐えながら自分の仕事と真摯に向き合うプロセスを経て、スキルを昇華させる段階が必要という。このあたり、『守・破・離』の教えと似ているなと。
自分もこれまでは外のセミナーや勉強会に参加することが多い方だったが、ある程度のネットワーク素地ができた今の段階で、これを機会に少し「孤独」期間を設けてみようかと思っている。これまではセミナーと言えばお金を払って聞きにいく側だったのだが、近い将来は話す側として招待されるような存在になっていきたい。