米財務省から学べる美しい資料作りのポイント(後日談)
はてなブックマークランキング - 週間ランキング - 総合
http://b.hatena.ne.jp/ranking/weekly/20120402
はてなブックマークランキング - 月間ランキング - 総合
http://b.hatena.ne.jp/ranking/monthly/201204
春の嵐から1か月。いやぁ、ほんとにビックリしました。そしてよい経験ができました。これだけのアクセス、ツイート、ブックマークを集めたことはもちろん初めてです。おかげさまではてなブックマークの週間ランキング、4月の月間ランキングでもトップをいただくことができました。せっかくなので振り返って記録しておきます。
一日のアクセスが1000倍に
こちらが公開から1週間のアクセス状況です。日曜の夜に記事を書き、月曜の昼間にTwitterとFacebookで告知、その日の夜にははてなブックマークのホッテントリ入りし、火曜はずっとトップをキープしていたので最高のアクセスを集めました。普段30訪問/日程度なのに、火曜日の時点で28000訪問/日まで上がりました。
参照元を見てみると、はてな系が合わせて12000、Facebook系が13500、Twitter系が6500程度です。Facebookの集客力がTwitterより高くなっています。
トレーニングの成果が少しは出せた?
そもそもこのパワポネタを書こうと思ったのは、「自分のため」に他なりません。元ネタがとても綺麗なデザインだったので、それを分解してエッセンスを吸収したいと思ったまでです。
今年になってから、会社とプライベートの両方で「人に読んでもらうための記事」を書く練習をしています。テーマ、記事の構成、タイトルの付け方等々、まだ試行錯誤している段階ですが、こうして2本目のヒット記事を出せたのは多少なりとも自信になりました。(1本目はキャンペーンサイトの黄金パターン)
アクセスを集めた理由としては、次のようなところでしょうか。
コメントから学ぶ様々な視点
アクセスを集めた分、記事のコメント欄、ブクマ、Twitterなどからもたくさんのフィードバックをいただきました。
特に多かったのは以下のような意見。
確かに用途が違うようなので単純比較はできないのですが、もしこれが手元で見るための配布資料であったとしても、僕はテンション下がるなぁと。というか、この資料を出してきた人に対して、不信感を抱きます。
なぜかというと、見た目のデザイン以前に、この資料で何を言いたいのかが全く伝わってこないから。数値を並べてグラフを描くだけなら誰でもできます。資料作成を任されたあなたは、そこから何を見い出したのか?何が重要なのか?本当はそれこそが聞きたいし、価値のあるところだろうと。
こうすると、バイアスがかかったり印象操作が心配という声も聞きますが、それはそれまで築いてきた信頼関係によるものであって、プレゼンスキルとはまた別の話ではないかと。
また学術系の資料の場合は事情が違うので、この通りではないですね。
逆に、嬉しかったコメントとしてはこんなところ。
自分のことを何にも知らない、会ったこともない人から、こうして評価してもらえるのはとても嬉しいし、ネットの醍醐味でもあるなと思いました。
「書きたいこと」を「読んでもらう」には
しかし、作業時間と反響は全然比例しないもんだなと改めて思わされました。この記事は多分2時間くらいの作成工数です。一方でこれよりたくさん時間をかけて作った記事が全然読んでもらえなかったりもします。
それに関しては、下のような示唆があったので、今後も工夫を重ねていきたいと思っています。
「自分が書きたいこと」を「人が読みたいこと」に変換して記事にする