Android端末から学ぶ「学習容易性」を阻害する要因とは(後日談)

会社ブログ19本目です。前週に引き続きApple製品の持ち上げ記事(笑)


いろいろ書いたんですが、いまのところ一番クリティカルな問題だと感じているのは「レスポンス」です。

特にシニアや初心者の方は、「待てない」のです。

コンピュータにある程度慣れた人は、ソフトを立ち上げるときに時間がかかる、ネットワークと通信すると時間がかかる、いまHDDに書き込みをしている、など『コンピュータの息づかい』を気にしながら使うのですが、初心者はこれができません。

だから教室でインターネットをしていても、リンクを押して3秒動かないだけで再びクリックしてしまいます。プログレスバーやマウスカーソルの砂時計を確認していないのです。


スマホでもほとんど同じことが言えます。ボタンを押して数テンポ反応が遅れただけで「おかしい。私が間違った?」と思って再度タッチしてしまいます。

これが続くといつまでたっても正しいコンピュータのお作法を学べません。


今も次々と新しいAndroidモデルが発売されていますが、上がったスペックを新しい機能につぎ込んでレスポンスを据え置くのではなく、シンプルで爆速な端末を作るだけで十分初心者にふさわしいモデルになるのではと思います。