持たない暮らし
- 作者: 金子由紀子
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 281回
- この商品を含むブログ (141件) を見る
所感
もうタイトルからして最近自分が考えていることと被っていたので即購入。
持たない暮らしというと「けち」をイメージするかもしれないが、それは全くの間違い。余分なモノは買わず、本当に気に入った少数のモノを大切に長く使ったり、利用頻度の低いものはシェアすることによって無駄なリソースを割かないようにする。これにより、ココロも豊かになっていくという内容。
モノに価値を置く時代は終わり、それこそ経験やアイデアというものに価値が移ってきているのは確実。そういう時代にどういうライフスタイルをイメージしていくかの参考になった。
また最近は温暖化だエコだって騒がしいけど、同じ努力をするのなら、結局はモノを余分に生産させないのが一番効くんじゃないかと個人的には思っている。日本の産業構造がものづくりに頼りすぎているので、その構造から脱却しないと厳しいのかも知れないが。
ということで、もっとみんなオークションでモノを売ったり買ったりするようになるといいと思うよ。この本も読み終わったのでオークションに出品中です(笑
キーフレーズ
4人家族の家の中にあるモノをカウントすると5926点あった
持たない暮らしは100円ショップに行きません
1度使って捨てるようなものは買ってはいけない。
持たないことのメリット
スペースの節約という物理的メリット
無駄な買い物をしない金銭的メリット
わずらわしさから開放される精神的メリット
⇒モノは少ないほどセカセカしなくなる
生き物がいると部屋が片付きやすい
ペットでも、生け花でも。