レバレッジ・シンキング
レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
- 購入: 26人 クリック: 238回
- この商品を含むブログ (236件) を見る
所感
遅ればせながらレバレッジシリーズに手を出してみた。読後、普通のビジネス書だなという感想。とにかく「レバレッジをかける」というフレーズを使い過ぎ。何でもかんでもレバレッジをかければOKみたいな言い方で、この便利なフレーズのせいで逆に具体的なイメージがつきづらくなっている箇所が多くてもったいない。
所々の示唆は納得できるものも多いが、かなり個人の能力に依存する部分も。人脈を作るパーティを主催するとか、そりゃ著者はできるだろうけどなかなか一般市民はねー、といった感想。
あとは「仕組み化」「ゴールを設定する」「本のエッセンスを抽出する」などは自分もすでに考えていたり、やっていたりすることだったので、あまり新しい驚きはなかった気がする。
ビジネス書初心者にはオススメなのかもしれない。
キーフレーズ
DMWL
Doing More With Less
パーソナルキャピタル
勉強やトレーニングにより、自分の中に資産を形成する
カラーバス効果
普段と同じ風景でも、「赤を探そう」と思って家を出るだけで、次々と埋もれていた情報をピックアップできる。アンテナを張るということ。
脳の体力を高める方法
身の回りの生活の小さな問題でも、習慣を通して少しずつ解決していくと、脳科学的に見ても問題解決能力が上がっていく。大きな習慣ができないときは、小さな習慣が崩れていることが多い。
ツールの利用
ATOKの変換技術、グーグルの使い方には投資する価値がある
人脈のレバレッジ
相手にどんなバリューを提供できるかが重要
誰を知っているかではなく、誰に知られているか
最終的に人脈同士をつなげてネットワーク化する