ノンデザイナーズ・デザインブック
ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition
- 作者: ロビン・ウィリアムズ
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2004/02/28
- メディア: 単行本
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所感
自分は仕事で直接デザイン作業を行うことはないのだが、デザイナーさんとのコミュニケーションや説得のために、ある程度のデザインスキルなり知識なりが必要だと実感。ということで、まさしくタイトル通りな本を発見したのでチェックしてみた。
前半でデザインの原則の解説、後半は書体の話が中心でサクサク読めた。前半では、よく見かけるセンスのない例と、デザインの原則を意識して改善した良い例を見開きページで見比べていく感じがとてもわかりやすい。この「悪い例」のレベルが絶妙で、自分のアウトプットに近いものもあったりして結構笑えなかったり…。それが次のページでセンスある感じに直されていて、明らかにクオリティが違うのに驚かされる。
書体についても造詣が深まり、これからの資料作りにすぐ役に立ってくれそう。
キーフレーズ
4つの基本原則
コントラスト
やるときは思いっきりやる
全体としてグレーに見えてしまってはダメ
反復
セット内では統一感を保つ
最初と最後に反復があると視線が返る
整列
左右どちらか揃えを推奨
見えない線を意識して作ること
近接
関連する項目は近くにする
空白に意味を持たせること
活字のカテゴリー
- Oldstyle
- Modern
- Slab serif
- Sans serif
- Script
- Decorative
見分けるポイントは「セリフの形」と「ストレスの角度」
同じカテゴリ内のフォントを複数使用しないこと
Arial、Helveticaは面白みに欠けるのでできれば使用しない
コントラストをつける方法
サイズ、太さ、構造、形、方向、色