2011年の読んでよかったベスト5

あっという間に年の瀬です。
なんだか各所で「2011年買ってよかったもの」とか、「2011年に読んだおすすめ本」が上がっているので、自分もまとめておこうと思います。
あくまで読んだのが今年であって、発行が今年というわけではありませんのであしからず。

5位 イシューからはじめよ

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ - stj064 Life Lab
http://d.hatena.ne.jp/stj064/20110925/p1

「『問題をどう解決するか』よりも、『問題が何か』の見極めの方が大事」という内容。いくら頑張って何かに打ち込んでも、それが全く見当違いだったりしたら、疲弊したり雰囲気悪くなったりするだけですからね。
その他にも、調査分析に役立つフレームワークや考え方の参考になります。「分析とは比較すること」のフレーズは各所でたくさん転用させてもらいました。

4位 パフォーマンス・マネジメント

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

パフォーマンス・マネジメント - stj064 Life Lab
http://d.hatena.ne.jp/stj064/20111206/p1

人の行動を思わしい方向に変えていくために、どうすればよいか、科学的なアプローチを示してもらいました。これが本当に効くかどうか、ただいま実験中…。

3位 減速して生きる―ダウンシフターズ

減速して生きる―ダウンシフターズ

減速して生きる―ダウンシフターズ

減速して生きる―ダウンシフターズ - stj064 Life Lab
http://d.hatena.ne.jp/stj064/20110314/p1

今年は震災があったり、政治がグダグダだったり、ホントに生き方について考えることが多かったです。この本はそんなときに一つの示唆になってくれました。

2位 ヒューメイン・インタフェース

ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針

ヒューメイン・インタフェース―人に優しいシステムへの新たな指針

ヒューメイン・インタフェース - stj064 Life Lab
http://d.hatena.ne.jp/stj064/20110111/p1

UI/UX関係の本では、これが一番衝撃的でした。AppleのUI哲学の基礎となっている内容がずらり。UI/UX関係職でまだ読んでいない人はぜひ。

  • 直感的、自然なインタフェースなどない
  • ボタンを増やすことを恐れない
  • 最高のUIデザインができれば、カスタマイズなど必要ない
  • 初心者と熟練者という分け方は間違っている

1位 自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 156人 クリック: 3,495回
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前述のかん吉さんのブログでも1位でしたが、それも納得です。
あまりに赤裸々に自分の内省をせざるを得なかったので、ブログにはまとめられませんでした。自分のEvornoteにメモしてあります…。自分を守るために相手のアラ探しをしてしまう「自己欺瞞」について、今は認識できているものの、直すのがまた大変…。来年も引き続き意識し続けていきます。

来年は…

もっと本を読む冊数を増やしていきたいですね。某コンサルタントのブログでは、年間200冊とか書いてありました…。そのためにフォトリーディングなども試してみたいです。
また古典や歴史に学ぶことの大切さもやっと実感できてきたので、来年のランキングには何冊か入るといいなと思っています。