シニアを対象としたユーザーテストで気を付けるべきこと(後日談)

会社ブログ4回目です。

マミオンに入社してからシニアを対象としたユーザーテストを数回経験しましたが、その感想をまとめた記事です。

やはり1番気をつけておかないとならないのは、余裕を持った時間のマネジメントですね。そういう意味では、習慣的に教室に来てもらえるシニアの方々に協力をお願いできるのはアドバンテージだなと改めて思います。

また調査を進めていく上では、若い人よりもシニアの方々を対象とした調査の方が結果の分散幅が大きいと感じています。
シニアの方々は長く生きているだけあって、過去の経験のバリエーションが非常に多様ですし、出てくるエピソードの数も多いです。
そして僕自身がまだ生まれていない時代の社会情勢や出来事などは、類推するしかないのも難しいところです。戦争や高度経済成長期、バブルの雰囲気なんて、テレビでしか見ていないですし。

以上のことから、特にユーザー調査結果として資料をまとめる難易度は、これまでよりもグッと上がった感じがします。それをカバーするために、普段からシニア層の方と机を並べ、話す機会を作り、人気のあるものに触れるなどして、できるだけ感覚を合わせておこうと心がけています。