リサーチレポートの作成ポイント
リサーチシナリオ作成、当日オペレーションに関してはある程度のレベルに達したが、現在それに続くアウトプットの作成に苦心中。気付いたこと、怒られたことを中心にポイントをメモしておく。いやーやっぱこの仕事、所々デザインセンスがないと辛いっす。
レポートの標準構成
- リサーチアウトライン
- リサーチの目的
- 参加者条件
- 日程
- Key Scenario
- ユーザプロファイル
- 実際の参加者が想定と相違ないかを確認
- Use Flow Owerview(ストラクチャーレイヤー)
- 各ユーザの利用フローをページ遷移を中心に描画
- フロー上のInsight、特記事項を記入
- UI Direction記入
- ページ内要素は次項以降で詳細記述
- TOBE Flow
- UI Directionを盛り込んだ「あるべきFlow」のModeling
- Key Pointには注釈をつけ、なぜそうすべきかを明記する
- TOBE Page
- UI Directionを盛り込んだ「あるべきPage」のModeling
- Key Pointには注釈をつけ、なぜそうなったかを明記する
- 適宜、細かい画面遷移(Ajaxウィンドウ等)解説を入れる
作成上の留意点
各Insight
一言まとめ+それを裏付けるユーザコメントor行動
客観的な事実の描写にとどめること
Directionに影響を与えるもの、興味深い使い方を中心に書く
自明なこと、方向性が決まっていることは書かないor図表でまとめるのみ
できれば「なぜこういう行動をとったのか?」に対する見解をプラス
Key Insight & UI Direction
Insightから繋がる内容であるべき
この内容をUI Modelingに繋げていくことを意識する
デザイン
UIプロフェッショナルに相応しい体裁で
情報密度、空白、色遣い
見る人に優しい資料
字で埋めない、表や図を積極的に使用する