専修大 コンテンツデザイン総合演習

今、専修大学が凄い! | 情報デザイン研究室
ということで、産学協同プロジェクトも中間発表を控えているので、アウトプットの参考にと思い見学に。


むむ、思ったより山の中なんですね、大学…。


コンテンツデザイン総合演習 2009|Flow&Stock, TaikenMarker
半期13週間の中で、実地調査を通したニーズ探索、発想に根拠のあるコンセプト立案、そしてプロトタイピングを繰り返した最終成果物までの一連の流れの中で、人間中心設計の考え方、および各デザインプロセスにおける基礎的な方法論を学ぶ。

所感

非常に充実したカリキュラムを通したものだけあって、どのグループもアウトプットのクオリティが高かった。

ライフログがテーマということで、Physicalな行為(日記をつける、文字を書くetc.)をうまくDigitalに落として楽しく活用するという案が多かった。このあたりは先週の石井先生の講演ともリンクするなと感じたり。



いくつかの説明を聞いていた第一印象として、熱意がすごいなと。全員が説明を担当していて、全員が隅々までしっかり話せる。シャッフルディスカッションの賜物?


自分たちのアイデアが好きで、自信を持っているのがよくわかる。チームで揃いのTシャツを作っているグループも。
そしてこれまでの苦労はほとんど語らずに、コンセプトやメリットだけを説明してくれたので、聞いている方もポジティブな受け取り方をするようになる。


ユーザー調査は自分たちの友人、知人を中心に、4-5人から30人程度まで様々。大体3週間ほどかけたとのこと。





プレゼンの仕方もよく工夫されていた。フラッシュを使ったデモ、PCに携帯の枠をかぶせたプロトタイプ、小さなハンドアウトなど。市販のMVペンや植物、マグカップなど、リアルなモノも多数用意してあった。



担当の上平先生にもいろいろと解説をいただいたが、その中でも印象的だったのは、今の学生はグループワークを苦にしないらしいということ。社会人になるとこういうことに対して必要以上に構えてしまって…見習いたいものです。