立ち読み用PDFの編集に便利な「FREE PDF Printer」と「PDForsell」

先日書いた調査レポート販売計画にともない、PDFをいろいろと編集する機会が多くなってきました。

特に必要なのは、DL-MARKETで商品を登録する際に、「立ち読み用」としてダイジェスト的なPDFファイルを用意するときです。また立ち読み用ファイルから勝手に情報をコピーされないように、全ページに透かし処理も入れたいところです。

いくつかの無料PDF関連ソフトをインストールして試してみたのですが、結局「PDForsel」と「FREE PDF Printer」の組み合わせでしばらくは対応しようと思います。

FREE PDF Printer(透かし用途)

http://www.bullzip.com/products/pdf/info.php
本当は出来上がったPDFファイルに透かしを上書きできればいいのですが、ちょうどよいフリーのソフトが見つかりませんでした。
FREE PDF Printerは仮想のプリンタとしてインストールされるので、WordやPowerPointの元ファイルからPDFを生成する際に透かしを入れるタイプです。

印刷するプリンタに「bullzip」を選択すると、透かし設定ダイアログが出てきます。


ちなみに出来上がりはこんな感じです。こちらのA4縦型の資料の場合、文字の大きさを120、縁取りの太さを1に設定しました。

PDForsell(ページ分割・結合用途)

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se479389.html
こちらはローカルにインストールされます。
一番よいのは、プレビューを確認しながら必要なページを切り貼りできることです。動作も軽く、サクサクと作業が進められます。

レポート以外の使い方としては、ページ数の多いファイルから必要な部分だけを抽出して容量を落とすことに使ったり、逆に複数のファイルを1つに統合して閲覧しやすくするなどの用途も考えられますね。ページの順番の入れ替えも可能です。

またファイルにパスワードをかけて適切な強度で保護することも一緒に行うことができます。文字列のコピー禁止にしておけば、立ち読み用ファイルから情報を抜き出されることもありません。

有料ソフトでもいいのなら…

「2つも使うのが面倒だ」という方には、「いきなりPDF EDIT」がいいかなと思いました。

いきなりPDF EDIT 7

いきなりPDF EDIT 7

いきなりPDF EDIT 7|ダウンロード版

いきなりPDF EDIT 7|ダウンロード版

さすが有料ソフトは機能が充実しています。特に販売レポートの編集においては、下のように透かしを全体に入れられるのがいいなと思いました。